女子高生巫女のラブファンタジー&閉鎖的な村で起こるホラー、ゼロサムで2本の新連載
アラスカぱん「にえみこ」と、会田小路ちょこぷでぃんぐ「泡沫のムジナ」の新連載2本が、本日9月28日発売の月刊コミックZERO-SUM11月号(一迅社)でスタートした。
「にえみこ」は、妖を封じる巫女の家系に生まれ、普通の人には見えない“ヘンなもの”が視える女子高生・矢ヶ為墨香を軸に描かれるラブファンタジー。墨香は常に優秀な妹と比べられ、スペアとして扱われる日々に嫌気が差していた。そんな中、満月の夜に妖の力を抑えるための慣習“満月の夜のお祈り”をしていると、突然妖が解き放たれてしまった。窮地に陥った墨香だったが、そこへ墨香を“贄姫”と呼ぶ謎の妖が現れる。
「泡沫のムジナ」は、中学2年生の緋本健太郎が、男性が好きだということが親にバレてしまい、田舎の祖母の家に預けられるところからストーリーが展開される。祖母が住むのは無死七(むじな)村という閉鎖的な村で、毎年夏祭りに15歳の子供たちを集めて「村に残るか残らないか」を占う奇妙な風習があった。そこに緋本も参加するよう促されるが……。少年たちが因習に翻弄されるオカルトホラーだ。
また峰倉かずや「最遊記RELOAD BLAST」が表紙を飾り、約5年ぶりに掲載された。今号では三蔵一行が、タルチエと賽太歳に導かれ谷底の修行場にやってくるところから始まる。そこで賽太歳から課せられた修練に挑む三蔵一行の姿が描かれた。なお今後も不定期での掲載を予定している。